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【東欧旅行2】 音楽の街ザルツブルグ [旅行記]

ウィーンはまた後日ゆっくり楽しむことにして、今日はザルツブルグへ移動。Renweg駅にみどりの窓口がないので、ユーレイルパス(ヨーロッパの国鉄乗り放題切符)の刻印ができない。無賃乗車と疑われたら嫌なので、乗り放題切符を持っているのにウィーン中央駅(Wien Hbf駅)まで切符を購入。さすがにウィーン中央駅には駅員がいるだろう。

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Renweg駅から4分程でウィーン中央駅に到着。

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7:00前なので発券窓口も閉まっている。ヤバイヤバイと焦る。大きな駅なのでとりあえず駅の中央に向かう。さすがに中央口の窓口は空いていて無事刻印していただいた。良かった良かった。

電車の中で朝ごはんを食べるためにパニーノとドーナツを購入。

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ヨーロッパのパンはどれもこれもとっても美味しい。

7:30発のザルツブルグ方面に向かうRJ160に乗り込む。最新型の車両でとってもおしゃれ。

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ユーレイルパスで乗ることができる車両がどれか分からないので駅員に聞こうとするが人が全然いない。とりあえず2等に乗り込む。Free sheetと書かれているので大丈夫だろうと思い、寛いで朝ごはんを食べていると、中国人カップルがやってきて「ここは私達の席」と言ってくる。Free sheetなのでは・・・。言い争うのも面倒なので他の席に移動する。

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本当にfree sheetなのか・・・とちょっと不安になる。他の駅から乗り込んでくるお客を見ているとチケットと席番号を照合している感じはないので、free sheetだろう・・・きっと。日本の在来線快速よりもかなり早いスピードで走っていく。揺れも少なくとても快適。予定通り9:52にザルツブルグ駅(Salzburg Hbf)に到着。

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思っていたより小さな駅だった。駅前も全然栄えていない。そして、冷蔵庫の中かと思うくらいに寒い・・・。

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人もほとんどいなくてちょっと怖い。まずはホテルに荷物を預けに向かうが、駅から真逆に向かってしまう。なんでるるぶの地図、上が南なのだ。おかしくない?途中で出くわした人に道を聞いて良かった。

今日は終日ザルツブルグ市内の観光。小さな街なので、徒歩で観光。

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まずはミラベル宮殿へ。綺麗な欧風庭園が広がっている。ホーエンザルツブルグ城の借景があってとてもきれい。野外で音楽隊が演奏をしていたので聞きに行こうとしたら、ザッと雨が降ってきて中止に。残念。

ミラベル宮殿の次は三位一体教会。

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中に入ることはできず、あんまりだった。外に出ると、雨脚が強くなったので、当初は寄る予定ではなかったモーツアルトの住居で雨宿り。入館料が€17もしてとても高かった。あくまで”家の再現”なので、あまり心に響かず。

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なんとか雨もおさまり、ザルツァッハ川を渡り、旧市街へ。 

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おしゃれな看板で有名な旧市街の目抜き通り、ゲトライデ通りを歩くが、お店はほとんど閉まっていて活気がない。こちらもあんまり。

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旧市街の中央広場であるレジデンツ広場に行くと、そこはお土産屋も沢山空いていて、やや活気あり。「ノーカンガルーin オーストリア」と書いてあるマグネットを購入した。大道芸人なんかもいた。

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どうやって浮いているのか全く分からなかった。

次に大聖堂に行ってみると、驚くべき美しさで感動。

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どうやら今日は何かのイベント(?)が開催されていたらしく、特別なライトアップだったよう。紫色に光る大聖堂はこれまで見た聖堂の中でもトップクラスにきれいだった。

大聖堂を出るとちょうど正午の鐘の音が鳴り響く。ヨーロッパらしさ満開。メインのホーエンザルツブルグ城に行く前にシュティーグルケラーに行きお腹を満たす。オーストリアのビール会社直営のレストランで、地ビールが美味しいらしい。

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お昼から早速ビール。まずはピルスナーをいただくが、とっても美味しい。止まらず、IPAを含めて3杯も飲んでしまった。ビールの美味しさはもちろんだが、料理もとっても美味しく、アスパラガスのスープは絶品であった。

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食後、麓からケーブルカーに乗り、ホーエンザルツブルク城へ。

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城から見たザルツブルクの街並みはとてもきれいで見とれてしまった。こじんまりしていて落ち着く街である。(住むのはちょっと不便そうだけど・・・) 

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城内はまぁまぁ混んでいる。城壁部分や見張り塔などを見学するAコースと、黄金の間などを見学するBコースの両方に参加。黄金の間は展示物にあまり興味を持てなかったが、Aコースの見張りの塔などはなかなか見応えがあって、素晴らしかった。

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これは見張りの塔から見た市街地と反対側の景色。ほのぼの。

城の観光を終えた頃には15:00近くになっていたので、カフェに向かう。事前に調べていたカフェ「220 GRAD」に行くがまさかのお休み。残念。カフェはパスし、サンクト・ペーター修道院へ。

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修道院内に800年前から続くザルツブルク最古のパン屋さんがあると言うので、庭園や墓地などを探し回る。なかなか見つけることができず、散々探してようやく発見したものの、これまた定休日でがっくし。カフェに見放された1日だった。

無名の教会なども覗くが、どこも趣があって良い感じ。ヨーロッパは街並みだけで楽しめる。

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これは、フランツィスカナー教会。

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これはコレギエン教会。

予定していた観光は16:00くらいに終わってしまったので、行く予定ではなかったレジデンツ&レジデンツギャラリーにも行くことに。チケット売り場でチケットを買うと学生料金にされた。いやいや私は大人ですよと伝えたが、学生料金で良いよと言ってくださったので、甘えることに。

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レジデンツ&レジデンツギャラリーから見たレジデンツ広場。画廊があって、様々な作品が展示されていたが、あまり詳しくないので「へー」という感じで流し見。大聖堂を2階から見下ろすことができたのはなかなか見応えがあった。

ザルツブルグの観光地は全部見終えてしまったので、ザルツァッハ川沿いの屋台などを眺めながら、高台の公園に立ち寄ったりして時間をつぶす。 

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旧市街地北側は観光地ではなく、地元の子連れの方が寛いでいるような空間。街中、時間ががゆっくり動いている。

少し時間が早いがオーストリア料理を食べることができるというBarenwirtというレストランに向かい夕食。18:00頃に行ったら、席は空いていたものの予約でいっぱいだという。のんびりせずさっさと食べるから食べさせておくれ・・・と交渉。私のリスニング&スピーキングがダメだったのか、多少お店の人とゴジャゴジャするが、席に座れと案内されたので、食事はできそうだ。メニューを渡されるが何がなんだか全然分からないので、適当に注文する。

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こんな感じのものが出てくる。味は普通。右手前の謎の麩みたいなものを完食するのは結構大変だった。

19:00を越えるが緯度が高いのでまだ外は明るい。ミラベル宮殿近くにある名前も分からない教会に立ち寄る。誰もいなかったので、静寂の中、ボーっと蝋燭の火を30分以上眺め、無の時間を過ごす。後から振り返ると、意外に良い時間だった。

明日、ザルツブルグ駅から乗るバスを確認するため、駅に行き、乗り場チェック。駅構内にあるスーパーマーケットに立ち寄り、日本から持参し忘れた歯磨き粉を購入。ブルーベーリーが安かったので夜食用に購入し、ホテルに戻る。明日の予習をして、少し早めに就寝。大聖堂で行われていたイベントの延長なのか、夜22:00頃に花火っぽい音がしたが、今から飛び出ても間に合わないだろう(それに外が寒い・・・)と思い、そのまま就寝。

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ちなみにホテルのお部屋はこんな感じ。


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