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【東欧旅行1】 ウィーンの夜はザッハートルテと地ビールで [旅行記]

会社にリフレッシュ休暇という平日連続5日間(土日を入れると9日)休むことができる制度がある。妻と旅行に行こうと考えていたのだが、妻も働いているのでなかなか予定が合わない。使用期限が近づき休暇取得権利が消失しそうになったので、妻に許可をもらい久々に一人旅に繰り出すことにした。目的地はクロアチアのドブロブニクなのだが、乗り継ぎするオーストリアも観光したいので、休暇の前半をオーストリア、後半をクロアチアで過ごすことにした。

今日はいよいよ出国。スカイライナー代をけちって在来線で成田空港に。日本食とお別れの儀式として「えん」のお茶漬けを食べる。出汁よ、さようなら。ネット情報によると、これから乗るオーストリア航空の機内食はまずいらしいので、しっかりお腹を満たしておかなくてはならない。

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13:45発のオーストリア航空に乗り込み、いざヨーロッパへ。

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オーストリア航空のCAは真っ赤な制服を着ていてなかなか斬新である。通路側の席を取ることができず、3列座席の窓側。あー、トイレ行くの気を使うから嫌だなぁ。左隣は横浜にお住まいの70歳手前あたりのご夫婦。旦那さんが足を骨折されていて驚き。ますますトイレに行きづらいではないか。少し話をしたところ、ヨーロッパで豪華客船のクルーズに参加されるらしい。先週、転倒して、それほど痛くなかったらしいのだが、腫れてきて病院に行ったらまさかの骨折だったらしい。クルーズ旅行だから強行したとのこと。

程なくして、怯えていた機内食が登場する。

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形が三角で、無駄に幅を取り、非効率。味は、食べられないほどではないが、美味しくはない。トイレに行きづらいためコーラにしておいたが、やっぱりビールが欲しくなって、CAさんに欲しいとねだる。

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ドイツに近いだけあって、ビールはなかなか美味しかった。酔いが周って眠ることができるかなぁと思いきや、なかなか寝付けない。るるぶを読んだり本を読んだりして、ちょっとウトウトしたと思ったらまた目が覚めての繰り返し。ロシア通過の長さを肌で感じる。

オーストリア到着直前に2度目の食事が提供される。2度目の食事はパンもマカロニも美味しくて、いけた。量が少なかった点は残念。

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久々のヨーロッパ便で、なかなか寝付けなかったこともあり、結構疲労がたまってしまった。窓の外は、大量の風力発電で、圧巻の光景だったが、飛行機は既に高度を下げしまっており撮影できず。定刻より30分早く、18:15(現地時間)にウィーンに到着。緯度が高いこともあって、まだまだお昼な感じ。

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予定より1本早い電車に乗れそうだったので、急いで入国をして、オーストリア連邦鉄道(OBB)の駅に向かう。改札機で切符を買おうとしたが、機械が思うように動かない。Errorと表示されまくり。周りに人もいないから助けを求めることができない。電車が発車してしまう。違う券売機で再チャレンジしたところ、スムーズに購入できたので、最初の券売機がポンコツだっただけか。ぎりぎり1本前の電車に乗り込むことに成功。ほっと一安心である。

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電車はすいていて良い感じ。20分ほどでホテル最寄り駅のRenweg駅に着いた。半地下の地味な駅。

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あんまり人もおらず静か。ヨーロッパの信号でよく聞く金属を叩いたような横断許可を知らせる打音が、異国に来たんだなぁ~感を高めてくれる。

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トラムも走っていて良い感じだなぁ。にしても人がいない。

駅から徒歩5分程度で、宿泊先のEnziana Hotel Viennaに到着。特に迷うことはなかった。早速チェックインをしてWiFiのつなぎ方を伝授いただく。

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ホテルの部屋は、まぁ普通の部屋だが、日本基準に照らしても合格基準。荷物をおいて、さっそくウィーンの夜の街に出てみることにした。お目当てはザッハートルテ。閉店に間にそう。ホテルの前から出ているトラムに乗ろうと試みるが、どこで切符を買ったらよいのか分からない。売店も閉まっている。車内で買えるかもしれないが、困難に巻き込まれたら嫌だ。地図を見たところ2kmくらいなので、プラプラ散歩して向かうことにした。

それにしても、ホテルから街中心部まで、きれいな街並みが広がっている一方で、全然人がいない。過疎か??

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最中心部に至るとちらほら人がいて安心するが、東京と比較すると人が少なすぎる。ちょっと薄暗くて寂しい感じがするのは気のせいか。

特に迷うこともなくカフェザッハーに到着する。ホテル内のカフェということもあり重厚感がある。すいている。

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メインのザッハートルテとコーヒーを注文。

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お味の方は、海外のケーキにしては甘さ控えめ。とは言え、やはり甘くて、期待していたほどは美味しくない。日本のスイーツって本当にすごいんだなぁと改めて感心する。順序が逆なような気もするが、スイーツの後、夕食へ。ウィーンの地ビールレストランとして名高いSalm Brau Klosterbrauereiが、ザッハーからホテルへの帰り道にあるので、そこに立ち寄る。

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街はガラガラだが、このお店は混んでいた。Barではないので、1人で入りにくい雰囲気。しかし、海外でそんなことを気にしていたらキリがないので、ここは一皮向けようと1人で突入することにした。オープンテラス席に案内されたが、オーストリアの5月の夜はまだそこそこ寒いぜよ。とりあえずビール(Pils)と、ベーコン系のつまみを注文する。

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地ビールということもあって、美味しい。1人で飲んでいると、隣のウィーンの男性2名が気遣って、ちょっと話かけてくれたが、私の英語力の乏しさが災いして、とくに話も盛り上がらず、1人飲みモードに突入。度数はまぁまぁ高く、すぐにほろ酔いになってしまう。

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なんかよく分からず頼んだベーコン料理は1人で食べるにはちょっと多い。(写真手前のものです)

ビールのあてとは言え、ベーコンはかなり塩辛く、料理は微妙であった。ビールをおかわり。2種類目のWeizenはフルーティでこれはいけるぞ!ベーコン料理は、味が単調で、後半はなかなかの苦戦を強いられるが、残すのも負けた気がして嫌なので、完食。お店の雰囲気はお洒落で、なんせビールが美味しいのなんのなので、また来たい。

帰り、Renweg駅に立ち寄り、「みどりの窓口」的なものを探す。明日から使用するユーレールパス、乗車前に刻印してもらわないといけないのだが、駅員がいない。駅近くのピザ屋に聞くが、Renwegは無人駅だという。ホテルに戻って聞いたが、やっぱりRenwegは無人駅と言われる。明日、Salzburgに向かうので刻印したいのだがと伝えると、隣のウィーン中央駅での乗り換え時に刻印してもらえとのこと。あぁ、だったら空港で刻印しといてもらったら良かったな。ほろ酔いで良い気分で就寝。


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