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【北京旅行1日目】いざ初北京へ、天安門や故宮など [旅行記]

有休が余っていたので、今日から2泊3日で北京に行くことに。PM2.5の大気汚染が気になるので、N95という高性能マスクを事前購入して中国へ。風の谷のナウシカの腐海に行く感じである。

羽田7:20発のCA422便(中国国際航空)のため、羽田に5時過ぎには着かないといけない。幸いにも池袋から早朝リムジンバスが出ていたので、自宅から池袋までタクシーで移動し、池袋4:25発のリムジンバスで羽田空港へ。生憎の雨ということもあって池袋西口に人はほとんどいない。リムジンバスに乗り込む人も3名で、運行の元が取れるのだろうかと心配になる。予定通り5時過ぎに羽田空港に到着。早速搭乗手続きをして、搭乗口へ。朝なので出国手続きのところにも人がほとんどおらず、とってもスムーズ。出発まで時間があったので、地球の歩き方を立ち読みしたり、早朝からたこ焼きを食べたりして時間をつぶす。

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予定通り、7:20に出発。

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ちょっと古めかしい飛行機だが、中国国際航空は評価もまぁまぁなので、とりあえず信用することにする。

離陸後、程なくして機内食が配られる。味はまぁまぁである。

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4時間ちょっとという短いフライトだが、久々の国際線なのでちょっと長く感じた。北京は毒ガスまみれなのではと怯えながら窓を覗き込む。北京国際空港に到着したら、こちらは快晴で、視界がかすむという感じではなかった。でも、ちょっと変なにおいがするので、マスクは付けた方が良さそうだな。

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入国はすんなりと行き、人生3度目の中国入国。荷物ピックアップゾーンでWiFiにつながらいので、掃除をしているお姉さんに聞いたらパスワードを入れてくれて接続してくれた。なんだ、中国人、意外に親切ではないか。北京からは首都機場快線という市内への直行列車が出ているらしいので、それに乗ることに。駅は空港に直結していて迷うことなく到着。とってもきれいな駅である。

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北京市内の電車で使える北京版Suicaこと北京市政交通一●(上と下を組み合わせた漢字)通カードを購入する。どこで買ったら良いのか分からないので、またもや中国人に尋ねると親切にカウンターまで案内してくれた。なんだ、中国人、親切ではないか。カードと怪しげな紙切れ数枚(後に領収書と判明)を渡され、無事に購入完了。

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そして、本当にこの電車で良いのか不安に感じながらも乗り込む。

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最新型の電車で、揺れも少ないし乗り心地も良い。中国、なかなかやるではないか。

大通り沿いを電車は快走する。道の周りにきれいな樹木が植えられ、一見きれいな街並みだが、その樹の裏をよく見ると荒れ果てた街並みが見え、カモフラージュされているのがあからさま。事前に調べておいたので驚かなかったが、町中を綿毛が飛び交っていて(季節的なもので、ポプラの綿毛らしい)、日本とは違う不思議な光景だった。予定通り東直門駅に到着。

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東京に負けないくらい都会だ。発展途上にある街のエネルギーみたいなものも感じられる。 

宿泊ホテル(北京旅居華僑飯店)は東直門から徒歩で行ける距離だったので、まずは荷物を置きにチェックインしにいく。歩いて20分程度でちょっと離れているが、便利な駅の近くのホテルにして良かった。胡同(路地裏にある北京の下町)に位置するホテルだったので周囲の治安がちょっと不安だったが、大通りからそれほど離れておらず、外国人宿泊客も多かったので、安心。

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まぁまぁ立派なホテル。チェックインもスムーズに案内してくれて、とくに問題なし。

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部屋もとてもきれいで、北京旅行の基点にできそう。何かあってもここに戻ってきたらホッとできそうだ。

お昼になったので、まずは腹ごしらえと、地下鉄で前門大街に向かう。地下鉄に乗る前には必ず手荷物検査がありちょっと面倒ではあったが、次第に慣れた。交通系ICカードを買っておいたのは大正解。

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地下鉄2号線に乗る。電車もきれい。2,3分間間隔で来る。

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前門大街に到着。まずは、全聚徳で北京ダックを食べる。行ってみると大行列で絶望的。中国人でも並ぶんだとちょっと驚く。

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しばらく並んでいたが、1階のファストフードの方は自由に人が出入りしていることに気がつき、そちらに言ってみることに。どうやら並んでいたのは本格的なお店の方らしく、ファストフードの方はすぐに食べられるよう。ファストフードの方で十分です。頼んだらすぐにご飯が出てきた。

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北京ダックを甘辛いタレにつけて、シャキシャキ葱と共に巻いて食べる。とっても美味しい。ファストフードと言っても125元(2250円)でなかなかのお値段だが、食べる価値はあった。

お腹も満たされたので、お土産としてジャスミン茶を買いに行く。ネットで調べておいた張一元というお店へ。なかなか見つけられず、警備していた軍人みたいな人に聞くと、まだ先だと言う。なんだ、ちゃんと案内してくれて、中国人、親切ではないか。

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無事に到着。右から文字が書かれていたので最初見落として通過してしまっていたっぽい。中にはいろいろな種類のジャスミン茶が積まれていて、値段もピンきり。観光客というよりも地元の人のほうが多い感じ。口頭で注文してもどうせ伝わらないだろうと思い、安いものから高いものまで適当に選択し、紙に書いて提出。周りの人はきれいに小包型に包装されていたのに、私は単純に袋に入れられ、簡易包装。なんでなんで?まぁいっか。

前門を後にし、そのまま天安門広場方面に歩いていくことに。天安門広場に入ることができる入口は限られているらしく、目の前に広場があるのに延々と迂回させられてしまった。面倒くさい。

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無事に入場。しかし天安門広場、広いなぁ。

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天安門に到着、The北京ですな。

大通りの地下をくぐり、天安門に。天安門に上ることができるらしいのだが、かばんは持ってあがれないと言う。海外で荷物を預けるのは怖いので、荷物預けセンターをしばらく注視することに。渡された札番号に従い、ちゃんと管理されているようだったので、多少の不安を覚えながらもかばんを預けて天安門に上ることに。

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上っても特に何も無いが、天安門を見渡せる。にしても広いなぁ。

天安門から北に向けて故宮が広がっていて、午門、太和殿、中和殿、保和殿、乾清門と観光しながら歩く。

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これはもっともメジャーな太和門。どの門も似たり寄ったりであるが、とにかく一つ一つがめちゃくちゃ大きいので、かなり歩かないといけない。途中で入場券を買わないといけない場所を知らずに通り越してしまい、買いに300mくらい戻るというハプニングはあったものの、特にトラブルもなく観光終了。最初は感動だったが、似たような建物が続くので最後の方は少し飽きてしまった。

故宮が終わると、道を挟んで、景山公園。景山公園の展望台を上ると、故宮を一望できるらしいので、コーラを飲んで一服してからプチ登山開始。

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丘の上の展望台からの故宮の景色は絶景だった。あまりに良い眺めなのでしばらくボーっとする。

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天気が良い日はここから見る夕陽が絶景らしいのだが、曇りだったので諦めることにする。景山公園自体の観光を開始。

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北京らしからぬおしゃれな公園。

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リスもいる。とっても癒される公園であった。アメリカのセントラルパークのようだ。

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景山公園の後は、向かいにある北海公園を観光。北海沿いに整備された公園で、中心には永安寺という仏舎利の建物が建っている。

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水辺の公園を散策して、ぶらりと。ここはメジャーな観光地ではないのか、地元の子連れの方などが寛いでいる感じで、長閑な場所だった。あんまり見所はなかった。

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北海公園の観光を終え、北京の原宿、南羅鼓巷に行くことに。ここで初めてタクシーに乗る。覚悟はしていたが、全然英語が通じない。紙に行き先を書いて、お願いするが、返事も無いし、分かっているのだろうか。変なところに連れていかれたら嫌なのでこちらも地図と睨めっこ。案の定遠回りされたので、「おい、なめんとのか」と日本語できれる。地図を見せて、こちらが最短距離だろと指摘すると、北京語で怒鳴りつけてくるので、怯んだら負けだと思い、こっちの道から行けといってんだろうがよーと大声で怒り狂い、椅子をバンバン叩く。そんなハプニングもありながら、なんとか南羅鼓巷に到着する。あーイライラする。

南羅鼓巷は、時間潰しで来たのだがここは正解だった。おしゃれな雑貨屋さんが沢山連なっていて、見ていて飽きない。とっても楽しめた。マグネットやポストカードなどいろいろ小物を購入。

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ここで夕食を食べようかと思ったが、北京っぽい食べ物はなかったので、ネットで調べたおいた九門小包という屋台街に行くことにする。地下鉄でいけないので、またもやタクシー。嫌な予感がする。

タクシーを捕まえて乗ってみると、やっぱり英語が通じない。紙に書いて行き先を見せるがどうも分かっていない様子。が走り出す。再び地図と睨めっこして監視。夜になってしまったので地図が見にくい。鼓楼のロータリーを直進しないといけないのに、左折しよる。そっちに行ったら后海の反対側に行ってしまうからダメ。また怒りを示し、さっきの道をまっすぐだろと主張すると、どうやら、この場所を知らないと言うニュアンスのことを言う。は?俺をどこに連れて行くつもりだったんだ。なめんなと怒りまくり、地下鉄の駅が見えたところで止めさせる。散々文句を言って、下車。北京のタクシーはどうもダメだ。疲れてしまったので、地下鉄に乗りホテルに帰ることに。ホテルの近くにお店はあるだろうとウロウロすると、BBQを食べられるお洒落なBarっぽいお店があったので、そこに入る。

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ヒューガルデンホワイトがあったので、北京でヒューガルデン??と思いながらも、無難なので、注文。

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Bigサイズだが、うまくて2杯も飲んでしまった。

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BBQの串登場。なんか怪しげな肉もあったが、英語メニューでBeefやPorkと書かれたもののみを注文。味のほうはフツー。北京にしてはお高いお値段であった。

ほろ酔い気分でホテルに帰宅し、明日の予習を軽くして就寝。

なお、北京市民は99%の人がマスクをしていなかったが、私は飲食時以外ずっとN95マスクをして毒ガス部隊のような様相で観光をしていた。さすがに就寝時は息苦しかったので、寝るときは普通のマスクをして寝ることに。タクシーはトラブル続きだったが、それ以外は好印象で北京の1日目が終わる。


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コメント 2

うさみ

はじめまして!2017.11/22に一人で北京に行きます!
ブログがとても参考になりました!

タクシーは恐いので、地下鉄をおもに利用しようと思っています。
地下鉄は、普通に乗れて移動できますか?

通勤ラッシュなどの時間帯は避けて乗った方がよいですか?

何かアドバイス頂けますと幸いです。
by うさみ (2017-11-03 23:24) 

高田み

うさみ様 > 返信が遅れまして申し訳ございません。タクシーは英語も通じず、運転手の当たり外れがあるので、あまりおすすめはしません。地下鉄は日本と同様に乗れます。ただし、駅に入る際に簡単な荷物検査があります。通勤ラッシュ時は地下鉄は混みますが、東京のギュウギュウの満員電車に比べると、かなりましだと思います。楽しい北京旅行になることを祈っています!
by 高田み (2017-11-19 11:28) 

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