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【山形旅行】 最上川、幻想の森、羽黒山、即身仏 [旅行記]

今日は新庄から西に移動して、最上川観光からスタート。最上川下りの予約をするが、出航まで時間があるので、幻想の森観光に行こうとしたところ、そんな時間はないですよと船頭さんにつっこまれ、断念。高台の上から最上川を眺めながら、時間をつぶした。妻は車の中で紫の足掛けに包まり、ご就寝。

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救命着を着て、いざ川下りのボートに乗り込む。三大急流というだけあって川の流れは雄大で、見ごたえがあった。

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途中、小さな祠がある対岸に停泊し、散策タイム。地下水で入れたコーヒー屋があったが、衛生面が気になるのでパス。船着場の傍らに蕎麦屋があったので、そこで昼食。蕎麦は美味しく、追加で注文した鮎は小振りだったものの、味はなかなかいい感じ。腹を満たした後は、妻のリクエストで幻想の森に向かう。国道から外れて、本当にここか・・・という細い砂利道を延々と上る。一歩横は崖。対向車来るなという思いが通じたのか、激しい切り替えしはなく、無事に幻想の森へ到着。

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かなりの樹齢と思われる奇木が点在しており、森の聖地のような場所だった。辺鄙な場所にあり、登山道も整備されていないのに、幻想の森界隈は、チップがまかれて歩きやすいように整備されていた。観光客がほとんどいないあたりも好印象。

下山後は、日本海側に抜け、羽黒山へ。意外にも五重塔は谷底にあり、駐車場から階段を延々と下った先にあった。

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立派である。羽黒山自体は非常に広く、全部観光しようとすると1日がかりになりそう。というか登山になりそう。メインの五重塔を見ることができたので、これだけでよしとする。

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降りた階段を延々と上って駐車場へ。昨日の山寺、銀山温泉と言い、かなりハイキングのようなことをしている。

最後は、妻にとってのハイライト。即身仏巡り。

即身仏というのは日本版ミイラ。究極といえる修行を行い、自らミイラになられる。木食修行と土中入定という2段階の修行をつむ。前者は、木の皮や木の実を食べることによって命をつなぎ、経を読んだり瞑想をするステージ。ここで腐敗の原因となる脂肪を燃焼させ、次に筋肉が糖として消費され、皮下脂肪が落ちていき水分も抜けていく。第2ステージの土中入定では、地下に穴を掘り、石室を築き、そこに入る。竹筒で空気穴を設け、完全に埋められた行者は断食をしながら、鈴を鳴らし、経を読み上げながら息絶える。その間、うるしを飲んで、自らミイラを作り上げていくらしい。この即身仏が、未だ何体か祀られている。実物を身に、注連寺、瀧水寺を訪ねた。

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撮影禁止のため即身仏自体の写真は撮っていないが、なかなか衝撃的であった。妻は、その即身仏が着ていた着物の一部(数年に一度、着せ替えられるらしい)が入ったお守りを購入していたが、私はちょっと恐れ多くて手を出せず。

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長閑な山形とも今日でお別れ。山形への帰り道が大渋滞で、新幹線に間に合うか心配だったが、無事に到着し、駅中で山形の郷土料理を食べる。芋芋ぷーであんまり美味しくないだろうと思っていたが、意外にもいける味。米沢には立ち寄っていないが、米沢牛の駅弁も新幹線の中で食して、東京へ。
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シルバーウィークもすいていて、山形はよろし。

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